朝ドラ『エール』ゆかりの福島市、 新規移住者に「湯めぐりパスポート」をプレゼント!有名温泉に最長3年間入浴無料!
福島市は、令和2年7月30日以降に福島市に転入し、特定の条件を満たした新規移住者とその家族に対して、福島市民自慢の有名温泉(飯坂温泉・高湯温泉・土湯温泉)共同浴場を最長3年間無料で利用できる「湯めぐりパスポート」を贈呈すると発表した。
特定の条件とは、①移住フェア等に参加した人、②移住者向け市営住宅に入居する人、③福島市空き家バンクに掲載のある空き家又は農地付住宅に入居する人、④新規に農業経営を開始する人、のいずれかを指す。福島市はNHK・朝の連続テレビ小説『エール』主人公のモデル、古関裕而さんの出身地。温泉や風光明媚な山々、花の名所、桃などの果物狩りと、多種多様な観光資源に恵まれている。一方、昨年は台風19号災害に見舞われ、起死回生のバネになると期待された復興五輪と『エール』の効果も新型コロナの影響を受け、厳しい状況が続く。温泉の魅力で移住検討者をさらに惹き付けることが期待される。
「移住希望者必見!湯めぐりパスポート」福島市公式サイト
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/tkoryu-deai/kurashi/ijyuuteijyuu/onsenpass.html
※パスポート対象温泉地及び共同浴場の概要
◆飯坂温泉 (https://iizaka.com/)
奥州三名湯の一つ。温泉街には9つの共同浴場と3つの足湯がある。
〈共同浴場〉
・鯖湖湯(https://www.iizaka-onsen.jp/sabakoyu)
泉質はアルカリ性単純温泉。名前の由来は、西行法師がこの湯を訪れた際、「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さわこ)の見ゆる 山の彼方か」と詠んだことから。
・波来湯(https://www.iizaka-onsen.jp/hakoyu)
泉質はアルカリ性単純温泉。開湯1,200年、飯坂温泉最古の共同浴場とも言われる。
◆土湯温泉(https://www.tcy.jp/)
開湯1400年、聖徳太子堂などの名所がある、神話に彩られた温泉郷。名峰・吾妻山のふもとにあり、様々な泉質の温泉を楽しめる。
〈共同浴場〉
・中之湯 (https://www.tcy.jp/nakanoyu/)
泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉。特にアルカリ性の炭酸水素塩泉は角質を軟化させ、肌が滑らかになることから「美肌の湯」とも呼ばれている。
◆高湯温泉(http://takayuonsen.jp/)
標高750mの高原にあり、蔵王・白布とともに奧州三高湯として知られている。白い硫黄泉は薬効成分が高く、神経痛や糖尿病、アトピー性皮膚炎などに効能があるとされている。
〈共同浴場〉
・あったか湯(http://www.takayuonsen.jp/attakayu/index.html)
泉質は硫黄泉。加水も加温もしない自然のままのかけ流し方式。昔の湯治の湯屋をイメージした和風の建物で、浴場はすべて露天風呂となっている。