研究リソースシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER」で新型コロナウイルス オミクロン株を用いたウイルス試験受託を開始
研究リソースシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER」を開発・運営する株式会社Co-LABO MAKER(宮城県仙台市)は、新型コロナウイルスのウイルス不活化試験にてオミクロン株に対応したことを公表した。同社は全世界的な新型コロナウイルスの流行を受けて、新型コロナウイルスに対抗するための研究開発・商品開発ニーズに応えるべく、ウイルス不活化試験を中心としたウイルス実験の支援を行ってきた。また、オミクロン株の急速な感染拡大を受け、新たにオミクロン株を用いたウイルス実験にも対応できる体制を構築したという。
ウイルス不活化試験は、新型コロナウイルス対策を行う上でとても重要な試験で、各商品(薬剤、素材等)がウイルスに対しどの程度効果があるか、確かめることが可能としている。Co-LABO MAKERでは、国立大学を中心とした複数の研究機関と提携し、ウイルス不活化効果について検証する試験を実施し、各種新型コロナウイルス変異株を対象とし、空間に漂うウイルスに対する効果を検証する噴霧試験にも対応するとしている。
■用途例
開発済・開発中製品のウイルス不活化効果を評価可能。
試験はUVランプ、光触媒、プラスチック、フィルム、金属プレート、アルコール等除菌液、繊維、マスク、防護服など、様々な薬剤・素材に対応している。
・試験詳細ページ:https://co-labo-maker.com/equipment/4697
■研究リソースシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER」について
研究リソースシェアリングプラットフォーム「Co-LABO MAKER」は、機動的な研究開発を可能にする。利用者は、外部の研究開発リソース(ラボ・設備・人材)を活用し、研究開発を推進可能。提供者は、既に保有している設備や人材・技術を活用して、研究成果獲得等の機会を得られるという。
・お問い合わせフォーム:https://co-labo-maker.com/inquiry/new