QuizKnock運営の株式会社batonと東北大学、「教育を通じた未来づくり」に関する連携協定を締結

 2022年12月14日、株式会社baton(東京都品川区)と国立大学法人東北大学(宮城県仙台市)は、「教育を通じた未来づくり」に関する連携協定を締結した。

 株式会社batonは、「遊ぶように学ぶ世界」をビジョンに掲げ、遊びと学びをつなげる各種サービスを運営する。現在、主力とするのが東大クイズ王・伊沢拓司が中心となって運営するメディア「QuizKnock(クイズノック)」。楽しみながら何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日配信している。YouTubeのチャンネル登録者は、2022年12月時点で197万人以上にのぼるという。さらに書籍の刊行、イベントの開催、学校に出向いての講演活動にも精力的に取り組んでいる。

 14日に結ばれた協定では、両者が有する知見、経験、メディア発信力、企画開発力を統合することで新たな社会価値を創造し、地域振興に貢献することを目的としている。特に、福島の復興に関わる課題の解決を目指す。具体的には、「包括的な教育イノベーションプランニングとその実装に関する事項」、「QuizKnockなどを活用した実験的教育プログラム導入に関する事項」、「産官学連携のための新しいコミュニティデザイン計画に関する事項」、「総合的なキャンパスデザインのアートディレクションに関する事項」などについて連携、協力していく方向だという。

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