セイコーエプソンが、会津若松市の『ヒューマンハブ天寧寺倉庫』に参画 ~伝統とデジタルが融合するシェア工房~

 セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市)は、株式会社関美工堂(福島県会津若松市)が2022年11月7日にオープンした『ヒューマンハブ天寧寺倉庫』(福島県会津若松市)に参画することを発表した。『ヒューマンハブ天寧寺倉庫』は、株式会社関美工堂の旧本社・倉庫を改装した“伝統とデジタルが融合する新しい場”。若手漆職人の自立を支援するシェア工房と、カフェやコワーキングオフィスが配されている。セイコーエプソンは、同施設2階にあるシェア・コワーキングオフィスに、300インチを超える等身大・空間接続プロジェクションウォール、最新鋭のデジタル・オンデマンドプリント環境、クラウドプリントサービスを提供。地域やパートナーとともに、新たなサービスの創出に取り組むとしている。

 株式会社関美工堂は、1946年に福島県会津若松市で創業。400年以上続く会津漆の製造・販売などを通し、生活の場における会津漆の普及に貢献している。『ヒューマンハブ天寧寺倉庫』は関美工堂の旧本社・倉庫(1968年竣工・鉄骨造、敷地面積533坪、延床面積340坪)を改装したもの。1階には若手漆職人を支援する「スタートアップ/シェア工房」、2階には会津若松のスマートシティ変革に取り組むための「シェア/コワーキングオフィス」などを整備。地域の伝統産業である漆器業とスマートシティとして先行するデジタル技術が融合し、モノづくり・コトづくりに関わる人々が出会い、刺激し合う場(Human Hub)となることが期待されている。

 セイコーエプソンは、2020年7月に福島県会津若松市のスマートシティAiCTに「DXイノベーションラボ会津」を開設。「Smartnews会津若松」への参画や、AiCTコンソーシアムにおける「スマートホームワーキンググループ」の推進など、持続可能な地方の暮らし実現に向けた取り組みを進めている。本取り組みを通じ、セイコーエプソンが目指すのは、持続可能で新たな循環経済を地域とともに確立すること。エプソンのプロダクトやサービスを多くの人に体験してもらうことで、デジタル技術を通じて地域の暮らしを豊かに彩りつつ、お客様との接点を持ち、ニーズや価値観の変化を直接捉えることができる。今後も、強みであるプロダクト、デバイスを軸にし、持続可能なまちづくりとビジネスが両立するソリューションの実現に取り組んでいくとしている。

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