秋田県初、湯沢市が「スマホ市役所」を開設!GovTech Expressを活用してLINE Pay残高最大5,000円相当の還元も開始

 株式会社Bot Express(東京都港区、以下 Bot Express)と、秋田県湯沢市(以下 湯沢市)は、2023年6月30日より、GovTech Expressを活用し、湯沢市LINE公式アカウントから行政手続きが可能となる「スマホ市役所」を開設することを発表した。更に、夏休みを利用して湯沢市へ帰省する学生を対象とした「ふるさとdeまんぷく支援事業」も開催予定だ。

本企画の背景として、湯沢市は、2015年からLINE公式アカウントを開設していたものの、情報発信をしてもフォロワーへ適格に届けられていない状況だったことがある。市の取り組みの認知度を上げて十分に活用してもらうべく、LINE上であらゆる手続きを実装可能なGovTech Expressを導入する。

一問一答するだけで各種手続きが完了する仕組みと決済機能を盛り込むことで、若い世代にも積極的に市とコミュニケーションできる行政サービスを実現させる。これにより、紙での申請書の記入や休憩時間や休みを使って役所へ行って手続きをするなどアナログ対応から、24時間365日いつでもどこでも手続きができ、申請書をデータで管理することも可能だ。
更には、友だち追加でフォロワー1人1人に沿った手続きや制度のお知らせの発信することで、高齢者でも簡単にサービスを利用できる仕組み化にも取り組んでいる。

また、導入直後の取り組みとして、夏休みを利用して湯沢市へ帰省する学生を対象とした「ふるさとdeまんぷく支援事業」を開催予定だ。市内飲食店を利用した際の飲食経費を支援し、学生による賑わいの創出や経済支援及び本市の魅力を再確認する機会を提供することを目的とした企画で、湯沢市出身の若い世代を中心に地域活性化も図る。

支援内容としては、「学生1人あたり負担額の50%を支援(上限5,000円)」「上限額に達した時点、あるいは実施期間終了後にLINE Pay残高送金」の2点だ。本支援を活用するには、7月18日よりLINEから申請受付し、マイナンバーカードによる公的個人認証サービスと日付、店舗名、金額が記載された飲食経費のレシート等の計2点を用意して、ふるさと仕送り支援事業に申し込んでいることが条件である。

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