認定NPO法人フローレンス、仙台市で「#医ケア児もいっしょにまざらいんキャンペーン」をスタート!医療的ケア児の家庭を包括的に支援
認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区 以下フローレンス)は8月18日より、仙台市内の医療的ケア児と家族を対象に、「#医ケア児もいっしょにまざらいんキャンペーン」を開始した。仙台市の医療的ケア児とその家族を対象に、オンラインと対面の双方で包括的支援を行う。
フローレンスは2014年より、障害児を専門的に長時間預かる「障害児保育園ヘレン」の運営など、障害児家庭の支援事業を行う。2015年からは仙台市内でも事業を開始。市内で運営する3つの保育園における障害児の受け入れや、看護師による医療ケア児向けシッターサービスなどを展開している。
フローレンスによると、医療的ケアを必要とする子どものケアのほとんどは家族に担われており、仙台エリアでも同様の傾向があるとされる。利用者からは「自分たちが使える支援があるかどうかわからない」「ケアに追われ一息つく時間がない」といった声が寄せられているという。
そのような声を受けフローレンスでは、「#医ケア児もいっしょにまざらいんキャンペーン」を立ち上げた。デジタルと対面を併用した包括的な支援が特徴で、SNSを活用したデジタル相談支援を行う、「医ケア児おやこよりそいチャット」、お弁当配送で事務スタッフや看護師と顔が見えるつながりをつくる「医ケア児おやこ給食便」などを実施する。その他、医ケア児と家族が楽しめるイベントの実施、身近な医療ケア児の情報の発信なども行うとされる。
■キャンペーン概要
対象者:仙台市在住の医療的ケア児とその家族
期間:2023年8月18日~
詳細:まざらいんキャンペーン特設サイト
まざらいんキャンペーン | フローレンスの障害児保育・支援
https://florence.or.jp/