【宮城県富谷市】住みたくなるまち日本一を目指したプログラム おためしイノベーションTOMIYA開始!
富谷市は、住みたくなるまち日本一を目指し「観光資源の活用」「とみや市民農園の実現」「行政のDX化」に強みをもつ企業を対象に、本市での事業展開に向けた実証事業費の補助や関係各所との交流支援を行うプログラム「おためしイノベーションTOMIYA」を開始する。
宮城県のほぼ中央に位置する富谷市は、100万都市仙台市に隣接するまちであり、1620年に仙台藩祖伊達政宗公の命により奥州街道に開宿した宿場町「富谷宿」が発展の礎となる。富谷村・富山町を経て、2016年に単独の市制施行により「富谷市」となった。
富谷市は、1960年の町制施行時から市制施行時まで人口が増え続けている。現在の人口は52,227人、世帯数は20,292世帯(8月末現在)で、平均年齢が若く、子育て世代が多いという特徴がある。
まちづくり将来像を「住みたくなるまち日本一」と掲げており、富谷市発足から100年となる2060年まで、人口が増え続けるまちづくりに取り組んでいる。また、富谷市は、自然と都市部が調和したまちづくりを進めており、各種自治体評価ランキングで高い評価を得ている。
大東建託株式会社による「いい部屋ネット街の住みここち&住みたい街ランキング2023」の〈宮城県版〉では、5年連続第1位、〈東北版〉では4年連続第1位となった。
環境・地域振興においては、富谷市の特産品であるブルーベリーやはちみつを活かし「スイーツのまち」としてのシティブランドの確立を進めているほか、地域の歴史的な資源や背景を生かした観光交流の拠点である「富谷宿観光交流ステーション」を整備し、富谷市の魅力発信・交流人口の拡大を図っている。
このような将来像の実現に向けて、市職員の中で課題として挙がったのが、「観光資源の活用」「とみや市民農園の実現」「行政のDX化」に関することである。
その課題解決に向けて、ヒト・モノ・コトが集まる富谷市まちづくり産業交流プラザ「TOMI +」では、「行政・民間企業・住民(富谷宿)」の協働で、行政課題や地域課題に対して民間のサービス・テクノロジーの活用による最適な解決策・サービス検証を行うOITに取り組んでいる。
本プログラムに採択された企業には、当市での実証事業費の補助だけでなく、実証に必要な関係各所との調整支援をしていく。