被災を教訓に学生たちがTikTokで伝承!宮城県と連携した「防災啓発・震災伝承プロジェクト」が2024年も開催

 ショートムービープラットフォーム「TikTok」を運営するBytedance株式会社(東京都渋谷区)は、2011年に発生した東日本大震災から13年経過する2024年3月11日に合わせて、宮城県と連携した「防災啓発・震災伝承プロジェクト」を昨年に引き続き今年も実施する。

被災を教訓に学生たちがTikTokで伝承!宮城県と連携した「防災啓発・震災伝承プロジェクト」が2024年も開催

震災発生時はまだ幼かった若い世代が、宮城県内で防災啓発・震災伝承活動等に取り組む姿と取り組みへの思いを、TikTokに投稿するショートムービーとして制作・発信している。

同県は、震災当時の倒壊した家屋や津波被害の跡など被災地の様子とこれまでの復興活動を通じて得られた教訓を世界中へ発信し、東日本大震災を知らずに生まれた新しい世代へ伝承活動を推進している。当時被災した多くの学生も本活動に参加中だ。

「東日本大震災を知る最後の世代」とも言われ、震災発生当時は幼かった世代が、現在では高校生となっている。被災者として後世に語り継ぐために、とある学生は気仙沼にある伝承館で現地スタッフとして、来館者に対して被災地のことを語り継いでいる。
また、別の学生は、自身が所属している高校の災害科学科にて、被災した地元住民と交流を深めながら、避難所生活や防災情報を発信するなど、各自が今できることを通じて活動中だ。

TikTokは宮城県と連携して震災から13年目を迎える2024年3月11日に合わせて、震災の記憶と教訓を次世代への伝承活動の様子を収めたショートムービーを3月8日より制作・発信している。

■配信日
2024年3月8日(金)より順次公開中

■配信アカウント
TikTok公共政策チーム 公式アカウント
https://www.tiktok.com/@tiktokpublicpolicy_jp

■動画内で紹介する伝承団体
けせんぬま伝承情報発信室(気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館)
https://www.kesennuma-memorial.jp/

宮城県多賀城高等学校災害科学科
https://tagajo-hs.myswan.ed.jp/saigai

みやぎ東日本大震災津波伝承館(学生ボランティア解説員)
https://www.pref.miyagi.jp/site/denshokan/index.html

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