盛岡バスセンター周辺に「スマートバス停」が復活!2025年2月から運用開始
岩手県交通株式会社(岩手県盛岡市)は、株式会社YE DIGITAL(北九州市小倉北区)が提供する「スマートバス停」を盛岡バスセンターに設置し、2025年2月から運用を開始した。
スマートバス停では、デジタルでの案内表示により、行先や運行状況をわかりやすく提供することが可能。また、リモートで時刻表や案内の内容を更新できるため、バス事業者の業務負担軽減や迅速な情報提供にも役立つという。
岩手県交通株式会社では、早期からその可能性に着目し、2019年2月に「盛岡バスセンター(ななっく前)」バス停に導入していた。その後、隣接する商業施設の解体に伴い、当該スマートバス停は「盛岡駅前13番乗り場」に移設されたが、新たな商業施設の完成に伴い、岩手県内スマートバス停発祥の地に再び設置されることとなった。
今回設置されるスマートバス停は2基。停留所の情報量に応じて「盛岡バスセンター11番のりば」には繁華街モデル(Type-A)を、「盛岡バスセンター12番のりば」には市街地モデル(Type-B)を設置する。
同社では、花巻空港線の各バス停にも、外部電源の必要ない省電力型モデル(Type-D)のスマートバス停を設置している。