地元の高齢者が愛情を込めて一汁一菜の定食を提供する食堂が7月1日にオープン!居酒屋を間借りしランチタイム限定で営業開始
シニア世代が地域においしい料理を提供する「ジーバーFOOD」を手がける株式会社ジーバー(宮城県仙台市)は2025年7月1日、仙台市青葉区に新店舗「大町 街仲食堂 byジーバーFOOD」をオープンした。
同店は、地元のシニア世代が手間ひまかけてつくる一汁一菜の定食を、平日のランチタイムに提供。日本酒居酒屋「和醸良酒 〇たけ(まるたけ)」の店舗を間借りする形で営業する。開店時間は、月〜金曜日の11時30分~13時30分まで。席数は22席を用意している。
看板メニューは、優しい甘みが特徴の宮城県岩沼産ササニシキや、松島産の焼き海苔、「伊達の旨塩」などを使用した「おむすびセット」。1個セット660円(税込)から用意し、100円(税込)で「自家製お漬物」、300円(税込)で伝統製法による手づくり無添加味噌を使用した「特製の愛情たっぷり豚汁」も提供する。
コンセプトは、「おかえり。じーちゃんの ばーちゃんのとこで、食べてって。」。飲食店ではあるものの、外食というよりももうひとつの食卓のように感じてもらい、地域の料理上手な“ジーちゃん・バーちゃん”たちが「おいしさ」や「親しみ」「醸し出す味わい」を来店者に提供するような居心地の良い空間づくりを目指しているという。
また、同店の営業によって、シニア世代の活躍の場を創出。豊富な経験と知恵を生かせる環境づくりを実現できるだけでなく、世代間を超えた交流を促し、地域コミュニティの活性化にもつながる。さらに、来店者に愛情たっぷりかつ、栄養バランスの取れた食事も提供。宮城県産食材を積極的に活用し、地産地消も推進されている。
過去のこれまでの「ジーバーFOOD」事業では、累計166名のシニアが参加。多くの地域住民から「まるで実家のような温かさ」「安心できる味」と好評を得ている。
今後は、バーちゃん考案の特製おかずを加えた一汁三菜定食も提供予定だ。