“まとう美術館”を体現 HERALBONYがアートスカーフコレクションを発表
株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市)が展開するブランド「HERALBONY(ヘラルボニー)」は、2025年秋シーズンに向けて新たな象徴となる「アートスカーフコレクション」を始動する。コンセプトは“まとう美術館”。24名のアーティストによる作品を起用し、全32種類のスカーフを9月から順次展開する予定だ。第一弾として、9月12日に開業する「ニュウマン高輪」のポップアップストアで八重樫道代の作品「おりがみ」を採用したスカーフを先行販売する。また同日には「HERALBONY LABORATORY GINZA」で店舗限定モデルの販売も始まる。
同コレクションは、アートを特別な空間に閉じ込めず、日常の装いに取り入れるというブランドのテーマを象徴するもの。シルク100%のスカーフは88cm四方のサイズで、価格は税込24,200円。9月から11月まで毎月8種類ずつ発売される。公式オンラインストア、直営店、ポップアップストアで販売され、特別仕様のボックスに包装されるためギフトにも適している。
起用された作家には、Daisuke Shibuta「昼寝」、Kohei Sato「おばけ」など多彩な作品が並ぶ。さらに銀座の直営店舗「HERALBONY LABORATORY GINZA」では、9月から11月にかけて各月25枚限定の特別スカーフを販売。9月はYukihiro Kokubo「ウィスキー」、10月はS. Proski「Untitled」、11月にはKenji Kawakami「怪獣に襲われるチラシをまく飛行機」が登場する。
加えて、ルミネ史上最大規模となる「ニュウマン高輪」へのポップアップ出店も決定。開催は9月12日から23日まで、会場は同施設North 3階“+Base 2”。「まとう美術館」をテーマに、シルクスカーフを中心に秋の装いを彩るアイテムが展開される。JR高輪ゲートウェイ駅から徒歩1分、泉岳寺駅から徒歩3分の立地でアクセスも良好だ。
同社は「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のあるアーティストの作品を活用したクリエイティブ事業を展開。2000点を超えるアートをライセンス管理し、正当なロイヤリティを支払う持続可能なビジネスモデルを築いてきた。2024年にはパリに現地法人を設立し、海外展開も本格化させている。