Tokyo Artisan Intelligence株式会社と東北大学が、『TAI×東北大学 Reconfigurable AI-Chip共創研究所』設立へ
エッジAIの開発および販売を行うTokyo Artisan Intelligence株式会社(神奈川県横浜市)と国立大学法人東北大学(宮城県仙台市)は、2025年10月1日に『TAI×東北大学 Reconfigurable AI-Chip共創研究所』を設立した。
同取り組みは、東北大学の研究基盤とTAIの実践力を生かし、省エネで高性能なAI活動を支える半導体と設計技術の開発を行い、持続可能な社会への貢献を目指すとしている。
設立の背景には、近年のAIの高性能化と低消費電力化を両立する、半導体技術へのニーズの高まりがある。同研究所では両社の強みを結集し、AIに特化した再構成可能なチップおよび設計ツールの研究開発を進める。
同社によると「本研究所では、最先端の半導体研究基盤とスタートアップの開発力を融合させ、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献するとともに、世界をリードするAI半導体研究開発拠点の形成を目指していく」としている。