人口3000人の町が実証フィールドに!磐梯町「BANDAI Re:Design FAIR Vol.2」参加企業募集
福島県磐梯町が民間企業とともに地域課題の解決を目指す課題解決型ピッチイベント「BANDAI Re:Design FAIR Vol.2」を9月30日(水)に東京・渋谷の「SHIBUYA QWS」で開催する。それに先立ち、イベントに登壇する参加企業を募集している。応募は無料で、締め切りは8月31日(月)。募集数は7社程度で、応募多数の場合は書類審査が行われる。

磐梯町は、東京都心から北へ約200km、会津盆地北東部に位置する人口約3,000人の町だ。この町では人口減少が進み、インフラや地域コミュニティの維持が限界を迎えつつある。町はこの状況を「日本全国の自治体が数年後に直面する未来の最前線」ととらえ、課題そのものを新しいビジネスを生む「余白」として企業に開放する。
イベントは、民間企業と行政が手を組んで社会課題の解決を目指すもので、磐梯町を実証フィールドとして活用できるのが特徴だ。町が求めているのは、単なる協力先ではなく、地域課題に一緒に取り組む「共同経営者」としてのパートナー。人口約3,000人という小規模な町だからこそ、提案をスピーディーに実装しやすい点も企業側のメリットになる。
募集の対象は、規模を問わない民間企業と、法人格を持つ大学・研究機関。提案テーマは原則自由で、ふるさと納税やデジタル住民票など幅広い分野が想定されている。応募は専用フォームから受け付けており、エントリー期間中は毎週木・金曜日に渋谷QWSで事前相談も実施する。
当日は、応募企業によるプレゼンピッチ大会をはじめ、参加者の交流会やブース出店なども行われる。審査は課題への適合性・実現可能性・独自性を基準に、町の関係者と一般参加者の投票で決定。総得点上位2社には、担当職員と実証事業の実現に向けて具体的に協議できる「しあわせ共創チケット」が贈られる。一般得点最上位のオーディエンス賞には特産品の米5kgが用意され、受賞企業は町の公式媒体でも紹介される。
昨年9月に開かれたVol.1では延べ248名が参加し、参加者の約9割が高い満足度を示した。今回は「町を知る」段階から「本気のパートナー探し」へと踏み込む位置づけで、開催時間は13時から18時30分まで。都市と地方が課題解決でつながる新たな試みとして注目される。

