東北大学が8位!ディップが「学生起業家カオスマップ2019」を公開
バイトルやはたらこねっとを運営する株式会社ディップ(東京都)は26日、現役学生起業家のスタートアップ企業を大学別・サービス別にまとめた「学生企業家カオスマップ2019」と「起業社数ランキング」を公開した。
このうち「起業社数ランキング」では、東北大学が他大学とともに8位にランクイン。同大学でカウントされているのは、自然言語処理を用いた言語化支援サービスを提供するLangSmith社とコミュニティサービスを行うSirube Life社の2つで、同大は東北地方では唯一のランクインとなった。
同ランキングでは、1位に東京大学(14社)、2位に慶応義塾大学(9社)、3位に早稲田大学(7社)と首都圏の大学が上位を独占。同社によると、これらの大学は順に「Global Tech Edge Next」、「慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)」、「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」といった支援事業を行い、起業家育成に力を入れているという。
また、学生スタートアップ企業が提供するサービスカテゴリーの数では「BtoB・受諾」が13社と最も多くなっており、5社の「研究開発」とあわせて、大学で培った専門知識や技術をビジネスに活用しようとする意図がうかがえるとしている。
今回の調査は、2019年4月時点在籍の学生起業家を対象に、同社が運営する学生起業支援プログラム「GAKUcelerator-ガクセラレーター」が行ったもの。学生起業家活動の認知度向上が目的で、承諾を得た企業のみを掲載している。
なお、同社は「追加掲載依頼、大歓迎!」としており、スタートアップの追加や要望をウェブサイトで受け付けている。