新型コロナ対応が県民性を再確認する機会に!県民からの愛着度ランキングで岩手県が 4 位を記録!
株式会社総合ブランド研究所(東京都港区)が発表した「第 2 回 都道府県 SDGs 調査 2020」によると、住民からの愛着度のランキングで岩手県が 4 位を記録したことが判明した。これは青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島の東北 6 県の中で最高の順位。
岩手県は昨年の同調査で記録した 36 位から順位が大幅に上昇。同社は岩手県の順位が急上昇したことに対して、すべての都道府県で新型コロナウイルス感染者ゼロを維持していた期間がもっとも長かったことが、全国的に注目された結果ではないかとしている。また、岩手県の達増拓也知事が県民に対して「実直で粘り強い県民性」と評するなど、メディアで同県の県民性が「まじめ」「すなお」「人柄がよい」と好意的な評価をされたことで、県民自身が同県の良さを再認識する機会につながり、調査の順位に影響を及ぼしたのではないかと同社は付け加えている。
同調査は住民による幸福度、生活満足度、定住意欲度など、地域の持続性を調べることを目的とした調査で、2020 年 6 月 12 日から 29 日までインターネット上で実施。調査には各都道府県から 340 人ずつ、のべ 1 万 5 千人を超える人が参加し、回答したという。愛着度の調査は参加者に対して「(居住している)都道府県に愛着がありますか」という設問に対して、回答をひとつ選ぶ多肢選択式で実施。選択肢は「とても愛着がある」「やや愛着がある」「どちらでもない」「あまり愛着がない」「まったく愛着がない」の 5 つ。その後、回答結果を 100 点、75 点、50 点、25 点、0 点の比重で都道府県ごとに加重平均したものを、各都道府県の「愛着度」としたという。