海外展開を目指すスタートアップ向け伴走支援プログラム「仙台・東北エクスパンションプログラム(略称STEP)」の採択者を決定

 仙台市は、グローバルに活躍するスタートアップが連続的に生まれる「グローバルスタートアップ都市・仙台」の実現に向けて、令和7年8月23日に「仙台グローバルスタートアップ・ハブ」を開設した。その事業の一環として、海外展開を目指す仙台・東北のスタートアップ等に対する2つの集中支援プログラム「仙台・東北エクスパンションプログラム(略称STEP)」の公募を実施し、採択者を決定した。

海外展開を目指すスタートアップ向け伴走支援プログラム「仙台・東北エクスパンションプログラム(略称STEP)」の採択者を決定

事業立ち上げ期のスタートアップ等向けプログラム【STEP for SEEDコース】の主な支援内容は、シンガポールを中心とした海外の商習慣や動向等に関する渡航前研修、東南アジア市場のニーズを踏まえた製品・サービスの適応検証と事業構想のブラッシュアップ、現地のスタートアップや政府機関、事業会社、大学、投資家・ベンチャーキャピタル等との個別面談やネットワーキング機会の提供、現地での社会実装事例(スマートシティ、ヘルスケア、環境関連等)の視察、英語でのピッチトレーニング機会の提供が挙げられる。

また、海外展開や現地での商談獲得を目指すスタートアップ等向けプログラム【STEP for GROWTHコース】の主な支援内容は、東南アジアを中心とした実践的な海外展開支援、社会課題への親和性等を踏まえて、単なる紹介ではなく仮説検証から現地ビジネス構築に向けた伴走支援、成果にこだわる支援設計、海外支援拠点との連携による現地支援などがある。

同プログラムを通じて、グローバル展開に必要なノウハウの習得やネットワーク構築を目指し、仙台・東北から海外で活躍するスタートアップの排出に向けた伴走支援を実施する。今年度末には、採択者による成果発表会も予定している。

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