医療法人社団やまと、福島県郡山市に在宅診療所を開設!地域医療を支える拠点の構築へ
地方における在宅医療に取り組む、医療法人社団やまと(宮城県登米市)は、11月3日、福島県郡山市に「医療法人社団やまと やまと在宅診療所 郡山」を開設した。

同法人は2013年4月、宮城県登米市に「やまと在宅診療所 登米」を開設して以来、医師が都市部と地方を循環し、地域医療を支える「医師循環モデル」に取り組んできた。
現在は宮城県内を中心に、在宅診療や家庭医療を主体とする診療所や、訪問看護ステーション、栄養ケアステーションを運営する。地域の医療機関や介護事業所と連携し、疾患や重症度を問わず、在宅医療を必要とする患者に幅広く対応する。
同診療所は、同法人の福島県初の拠点となり、県内の在宅医療の貢献を目標に掲げる。福島県の在宅療養診療所・病院数は全国平均を下回るとされ、時間外の往診や看取りに24時間対応できる、機能強化型在宅療養支援診療所の重要性が高まっていることが背景にある。
同法人では、「これまで培ってきた知見を生かし、郡山でも質の高い在宅医療体制を整えるとともに、在宅医療に携わる人材確保と育成にも取り組む。いずれは郡山市を中心とした 『福島型・循環モデル』の構築を目指していく」としている。
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