「東北グローバルチャレンジ」プロジェクトの一環として、タイ・バンコクで「ジャパン・プレミアム・フード・フェア」が開催！

　東北の食を世界に発信し輸出する「東北グローバルチャレンジ」プロジェクトの一環として、タイ・バンコクの高級デパート「サイアム・パラゴン」にて日本食材の催事イベント「ジャパン・プレミアム・フード・フェア」が開催された。本イベントで福島県・相馬沖産の鮮魚がタイに輸出販売されたのは震災後初という。

　今回のフードイベントは、日本国内の地域色豊かな食を販売することを目的に開催。11月21日から12月4日まで開催され、切り身や寿司に加工した商品などを求め多くの来場者が訪れた。

　日本の高品質な水産物に対する高い関心が伺え、今後も「東北グローバルチャレンジ」プロジェクトでは、今回の輸出を皮切りに東北の食文化をストーリーと共に世界に伝え、さらなる輸出を拡大していくとしている。

【東北グローバルチャレンジとは】
岩手、宮城、福島の3県で「食」に関する事業を行う農業・水産業・食関連事業者（食品加工業や流通業等）を対象とした海外展開支援プロジェクト。2019年9月から2021年3月をプロジェクト実施期間として、欧州やアジアの貿易規制、マーケット分析および事業課題の分析などの座学や現地試食会・商談会の開催を通じた輸出促進の機会を図っている。　なお、本プロジェクトは米金融大手のJ.P.モルガン協賛の元、特定非営利活動法人エティックおよび一般社団法人東の食の会が事務局。