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『おてつたび』が水産業者と初コラボ!東北からは宮城県石巻市の「フィッシャーマン・ジャパン」、岩手県釜石市の「NPO法人アラマキ」と連携

 株式会社おてつたび(東京都渋谷区)が、宮城県石巻市・岩手県釜石市・三重県尾鷲市の3地域において、水産業の『おてつたび』を開始。東北2県では、宮城県石巻市の「フィッシャーマン・ジャパン」、岩手県釜石市の「NPO法人アラマキ」が現地事業者としてコラボする。

 同社の運営する『おてつたび』は、地域の短期的・季節的な人手不足を課題としている事業者と、旅をしながら働きたい地域外の若者をつなげるWEBプラットフォームで、これまで収穫時期の農家やハイシーズン時の宿泊施設をメインにサービスを提供してきた。

 農林水産省の『漁業就業動向調査』によると、水産分野における就業者は、平成10年に27万7,000人であったものが、約20年後の平成 29年には15万3,000人とほぼ半減。有効求人倍率も全国平均に比べ高く厳しい状況となっていたが、一方で『おてつたび』の登録者は地域に興味関心が高い層が多く、中でも水産業に関心を寄せる声が多く上がっていた。

 水産業の深刻な状況を打破するため、同社はまず短期的・季節的な人手不足の解消を目的に同事業に乗り出した。今回、そのコラボ第一弾として、宮城県石巻市においてワカメの刈り取りお手伝いの募集を開始することとなった。今後同社は、岩手県釜石市・三重県尾鷲市との事業者とも連携を進めながら、徐々に事業者を増やしていく方針だ。

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