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アイリスオーヤマ、日本政府「マスクチーム」に40万枚のマスクを寄付 入手困難を受けて

 アイリスオーヤマ株式会社(宮城県仙台市青葉区)は11日、新型コロナウイルス対策の一環として日本政府内に発足した「マスクチーム」に40万枚のマスクを寄付すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、マスク需要が急増していることを受けての措置で、寄付されたマスクは厚生労働省を通じて感染者が増加している地域の医療機関を中心に配布される予定だ。

 マスクチームは厚生労働省、経済産業省、総務省の職員40人からなる組織で9日に発足。医療機関や介護施設に対するマスクの供給を円滑に実施するため、民間企業からの優先提供や自治体の備蓄放出などの調整役を担う。同社は4日にも、国民生活安定緊急措置法に基づき政府が示したマスク買い取りの方針に対応し、100万枚のマスクを売り渡しているが、今回は売り渡しではなく寄付するという。

 同社は現在までに、マスクの提供のほか、行政や医療団体・物流団体を対象に同社が生産する除菌ウェットティッシュや除菌洗浄水を支援するなど、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた協力を自主的に実施。今後も新型コロナウイルス感染拡大の早期収束に向けて、行政や業界団体と連携を図りながら必要な支援を行っていくとしている。

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