福島産魚介「常磐もの」を使ったパエリアを食べて福島を応援しよう!~4/15~17「パエリア・タパス祭り」~

 「発見!ふくしまお魚まつり実行委員会」が、4月15日~17日に日比谷公園で開催されるイベント「パエリア・タパス祭り in 日比谷公園」(主催・日本パエリア協会など)に出展する。「発見!ふくしまお魚まつり実行委員会」は、東日本大震災からの復興に取り組む福島県の漁業・水産業を応援するイベントを展開している団体。「パエリア・タパス祭り」では、「常磐もの」と呼ばれる福島県産の魚介を使ったメニューを販売するという。

 「常磐もの」とは、福島県沖で獲れた魚介類のこと。福島県沖は親潮と黒潮がぶつかる日本有数の漁場であり、市場で高く評価されている。しかし原発事故の風評で水揚げ量は震災前の水準を大きく下回っており、まだ復興半ばである。ただ、実際は福島県ではすべての魚種を対象に放射線物質の検査を実施しているため、安全性が確認された魚介類だけが出荷・販売されている。

 「パエリア・タパス祭り」は、約10万人の来場が見込まれる国内最大級のパエリアイベント。今回は2019年4月以来、3年ぶりの開催となる。「発見!ふくしま」ブースで販売するのは、「常磐ものイカスミパエリア」。直径1.5mの巨大パエリア鍋で、1度に150人前を調理する。パプリカやインゲンなどの野菜を使って巨大鍋に絵を描くパエリアアートを披露するほか、「常磐ものメヒカリアヒージョ」の提供も予定している。

 「常磐ものイカスミパエリア」を考案したのは、東京・虎ノ門にある「エルトラゴン」のオーナーシェフ・栗原靖武氏。パエリアは濃厚なイカの旨味が凝縮されており、常磐もののイカと福島県のコシヒカリを特製イカスミソースで炊き上げた。また「常磐ものメヒカリアヒージョ」は、オリーブオイルとニンニクの香りがメヒカリの風味を引き立てる逸品。バケットと一緒に食べるのがおすすめだそう。常磐もののメヒカリは脂のりが良く、骨も皮も美味しく食べられるという。「パエリア・タパス祭り」では、この他にも「常磐もの」を使った魚介料理を提供するキッチンカー「ふくしまレストラン」も出店。ジュースなど、ドリンクも販売される予定。

《開催概要》

『パエリア・タパス祭り2022 in 日比谷公園』
・開催日時:2022年4月15日(金)11時~18時、16日(土)10時~18時、17日(日)10時~18時(予定)
・会場:日比谷公園 噴水広場
・入場料:無料
・HP:http://ptfes.info/

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