株式会社クリーマと東北芸術工科大学(山形県)が包括連携協定を締結 新設学科「工芸デザイン学科」の授業と連動した“ものづくりのよる地方創生”を目指す
日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営する株式会社クリーマ(東京都渋谷区、以下クリーマ)と、東北芸術工科大学(山形県山形市)は、“ものづくりによる地方創生”を目指し,2022年4月21日に包括連携協定を締結した。地域産品・工芸品の販路構築を含めたリブランディングに取り組む新設学科の授業と連動した、実践的な産学連携を目指す。
クリーマはこれまでも、京都府や熊本県をはじめとする全国各地の自治体とともに、地域産品・伝統工芸品の新たなファン獲得や販路構築を始めとするDX支援,地域の逸品や地域課題を題材としたPR支援など、クリーマのプラットフォーム並びに知見を活用した実践的な手法を通して、ものづくりによる地方創生に取り組んできた。2023年4月、東北芸術工科大学に「工芸デザイン学科」が新設されるにあたり、地域の工芸・素材のリブランディングから、商品開発・販路構築まで一気通貫した、より実践的な産学連携ができないかと声がかかった。※現在,文部科学省に設置認可申請中
「芸術的創造と良心による科学技術の運用により、新しい世界観の確立を目指す」ことを建学の理念とする東北芸術工科大学が積み重ねてきた地域産品の商品開発・リブランディングの経験と、クリーマのプラットフォームならびに知見を活かした実践的な販路構築やコンサルティング等によるマーケティング支援が融合することで、商品開発・改良からテストマーケティング・その後の販売までを一気通貫で行うことが可能となる。
また、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCto マーケットプレイスとして2010年にサービスを開始したCreemaが、これまで積み上げてきたプラットフォーム基盤や自治体との連携ノウハウを活かし、地域ビジネスの開発・研究等、幅広い幅広い分野で連携することで、山形県をはじめとした東北地域の産品振興に繋げるとともに、将来的には日本各地の地域産品・工芸品の魅力を次世代に受け継ぐことを目指していく。
【連携内容まとめ】
1、地域産品のリブランディング・商品開発・販路構築支援に関すること
2、地域ビジネスの開発・研究に関すること
3、地域ブランディングに関すること
4、クリエイター(ハンドメイド・クラフト作家)の移住・定住促進に関すること
5、その他地域貢献に関すること