遠隔地にも医療を届けたい!青森県の公立七戸病院にリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を導入

 PHCホールディングス株式会社傘下のウィーメックス株式会社(東京都渋谷区)は、青森県内で初めて、中部上北広域事業組合 公立七戸病院(青森県上北郡七戸町)にリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を導入することを発表した。「企業版ふるさと納税」制度を活用した寄付とされる。

遠隔地にも医療を届けたい!青森県の公立七戸病院にリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を導入

同システムは医師と患者をオンラインで繋ぐことができる医療システム。導入には山間部や過疎地域の住民の医療機関へのアクセスの難しさ、高齢人口の増加による慢性疾患患者の管理や介護・在宅医療へのニーズの高まり、地域医療を支える医療従事者の不足といった地域特有の課題が背景にある。

公立七戸病院では同システムの導入に伴い、移動や持ち運びに適したタブレットモデル「Teladoc HEALTH Viewpoint」7台を訪問診療に活用。また、遠隔操作可能な高性能カメラが付き周辺機器と接続できる「Teladoc HEALTH Mini Cart」1台を発熱外来で活用するなど、地域医療における課題の解消を目指している。

同社は遠隔医療システムの提供を通じて、医療機関へのアクセスが難しい住民が住み慣れた地域で生活し続けられるよう、医療体制の確保に貢献するとともに不足する医療従事者の負担軽減に努めたいとしている。

ピックアップ記事

関連記事一覧