クラウドに対する不安や疑問を解消して地方企業の活用推進を加速させる!企業間コミュニティ「re:light local」を設立
株式会社ヘプタゴン (青森県三沢市) は、エイチビーソフトスタジオ株式会社 (愛媛県松山市)、株式会社Fusic (福岡県福岡市) の二社と共に、日本の地方企業を対象としたクラウド活用推進を加速する企業間コミュニティ「re:light local」を設立した。大都市圏に集中するクラウド適用を、導入から活用事例も含めて地方企業間でノウハウを共有しながら活用推進を目指すことを目的としている。
企業間コミュニティ「re:light local」とは、「事業にクラウドを導入したいが、地方では人材やノウハウが不足していて難しい」「クラウドの適用事例は大都市圏ばかりで、地方の実情にそぐわず参考になりにくい」など、地方企業がクラウド導入や活用において直面する課題を解決するために、地方でもクラウドを十分に活用することで事業環境を創ることを目的とした企業間コミュニティだ。
昨今は業界や業種、規模を問わず「DXによる業務革新」をすることが非常に注目されているが、日本企業においては、デジタル化を進める上で「人材不足」の課題を回答する割合が米国・中国・ドイツの3か国に比べて非常に多いことが現状である。
※出典:総務省『国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究』
また、IT技術やAIツールに関する「リテラシー(知識)不足」という人材採用に関する課題も挙げられる。
同コミュニティを設立することで、クラウド活用を進めたい事業会社やIT企業など地方でクラウドを推進したい企業同士でノウハウ共有やイベント開催をきっかけに、課題解決とクラウドサービスの導入と活用促進することを目指す。
運営は、東北、四国、九州の各地方企業のクラウド推進に実績のあるヘプタゴン・HBSS・Fusicの三社が参画している。
今後の展開としては、クラウドの活用推進をテーマとした特徴のあるコミュニティへと成長させるべく以下のサービス運営を予定中だ。
・各地域でのイベント開催によるテクノロジー活用方法の発信(年4回開催を予定)
・参画企業同士での情報交換、ノウハウ共有による知見の向上