「大曲の花火」がモントリオール国際花火競技大会に挑戦!秋田県大仙市がふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを開始
秋田県大仙市が「ガバメントクラウドファンディング®」を活用し、モントリオール国際花火競技大会への挑戦費用および日本の花火を海外展開するための費用を募るプロジェクトを開始した。
ガバメントクラウドファンディング®は、国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンクが提供するサービス。ふるさと納税制度を通じて、クラウドファンディング型で寄付を募る制度だ。大仙市のプロジェクトは2024年5月1日~7月3日が募集期間で、寄付金額は1,000万円を目標としている。
大仙市が同サービスで寄付を募る背景には、日本の花火を海外で打ち上げるための高いハードルがある。
世界各国では、それぞれの文化の影響を受けた様々な花火を見ることができる。なかでも日本の花火は、同心円状に広がる・色が変化するなど、世界でも類を見ない芸術作品として評価を受けている。しかし、花火玉を海外輸送するハードルは高い。飛行機を使えないため船で輸送する必要があり、さらに火薬類輸送の制約があるため輸送コストが高くなるからだ。
そこで、カナダで開催されるモントリオール国際花火競技大会に「大曲の花火」が挑戦するべく本プロジェクトが立ち上がった。大仙市は、大会出場を通じ日本の花火の素晴らしさを発信・海外に需要を生み出したいと考えているという。また、花火玉の輸出量や打ち上げ機会の増加、輸送コスト低減を実現し、日本文化のPRとインバウンド誘客の推進を図るとしている。
【プロジェクト概要】
・プロジェクト名:「大曲の花火」 モントリオール国際花火競技大会に挑戦
・目標金額:1,000万円
・募集期間:2024年5月1日~2024年7月3日(64日間)
・URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2908