東北発の医療学習プラットフォーム構築へ!東北大学&株式会社テンダ&株式会社CERCITが産学連携
東北大学病院(宮城県仙台市)、東北大学電気通信研究所(宮城県仙台市)、株式会社テンダ(東京都渋谷区)、株式会社CERCIT(宮城県仙台市)の4者は、東北発の医療学習プラットフォーム構築に向けた取り組みを開始した。
今回の取り組みでは、東北大学病院麻酔科、電気通信研究所のインタラクティブコンテンツ研究室およびサイバー&リアルICT学際融合研究センターが開発した、医療従事者や医学生向けの麻酔医療教育アプリ「Anesth-on-the-Go」を活用する。
このアプリでは、シミュレーションゲームを通じて、全身麻酔に必要な薬剤や手技の手順、手術進行に伴い変化するバイタルサインの評価と対応を学ぶことが可能。学習者の実践的なスキル習得だけでなく、診療や研究業務に追われる指導医の負担軽減も期待されている。
株式会社テンダは、このアプリを応用し、さまざまな医療分野の学習・研修に役立つプラットフォームに再構築。株式会社CERCITもプロジェクトを支援する。今後は、東北大学、株式会社テンダ、株式会社CERCITの産学連携により、教育現場でのアプリ検証と改善を進め、医療教育のさらなる発展に貢献することを目指す。