山形県米沢市の酒造「小嶋総本店」が、サステナブル日本酒「東光AIGAMO」を発売!
安土桃山時代創業で、400余年酒造りを続ける酒造・小嶋総本店(山形県米沢市)が、農薬不使用米で醸した日本酒商品「東光AIGAMO」を発売した。
「東光」醸造元として知られる小嶋総本店は、伝統と革新を融合しながら「純粋で優れた品質の純米酒を醸造すること」および「持続可能な酒造り」を目指す酒造である。2020年にはサステナビリティを意識した「全量純米造り」に転換しており、醸造アルコールに頼ることなく原料由来のピュアな味わいを実現。2024年の日本酒コンテストでは世界最大規模・権威であるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)純米大吟醸の部で最高賞を受賞するなど品質面での評価も得ており、同年の海外輸出実績は「全量純米造り」前の2019年比で1.5倍となっている。
2025年4月22日(火)に開催されるアースデーでは、自動抑草ロボット「アイガモロボ™」を用いて栽培した農薬不使用米で醸した日本酒「東光AIGAMO」を発売する。「アイガモロボ™」とは、太陽光パネルとモーターで動く自動抑草ロボット。本ロボを活用することにより、水田の生物多様性を守り、地域性のある酒米を栽培することができる。同日本酒は農薬不使用で育った山形県の酒米・出羽蝶々の個性を活かし、80%精米で醸した純米酒。まさに、同店の目指すサステナブル(持続可能)な商品となっている。
同店は今後、サステナビリティ意識の高い海外や業態に、自社商品を積極的に拡販していく予定。商品にとどまらず、自社社員へのサステナビリティ教育にも力を入れるとしている。