東北移住フェア、過去最多124自治体が参加!7月13日に有楽町で開催へ
東北エリア最大級の移住イベント「東北移住&つながり大相談会2025」が、7月13日に東京・有楽町で開催される。主催は、全国の自治体と連携し地方移住を支援する認定NPO法人ふるさと回帰支援センター。会場は東京交通会館12階で、入場無料。東北6県から過去最多となる124の自治体・団体が参加し、地方での暮らしや仕事、子育てに関する個別相談を受け付ける。
同イベントは、移住希望者と地方自治体をつなぐ大規模な相談会であり、「地方移住に関心はあるが、何から始めてよいか分からない」といった悩みに応える機会を提供する。相談ブースでは、参加自治体の職員と直接話すことができ、地域の暮らしや就職情報、住環境、子育て支援など幅広いテーマに対応。対象地域が未定でも参加可能で、暮らしの希望に合わせて各地の情報を気軽に聞くことができる。
また、来場者が楽しみながら地域を巡れる「デジタルブースラリー」や、相談ブースを回って集めたシートで作成できる「ご当地キャラクター缶バッジづくり」など、参加型の企画も用意されている。地域の文化や人との交流を自然に楽しめる工夫が随所にあり、イベント自体が東北への関心を深めるきっかけにもなる。
さらに、出展団体が地元の魅力を熱くアピールするステージイベント「わがまちの自慢お伝えしまSHOW!」では、観覧者に先着で東北のご当地ドリンクが提供される。
子連れ参加を想定し、保育資格を持つスタッフが常駐するキッズコーナーも設置。来場者は安心して相談に集中できる環境が整っている。参加には入場登録が必要で、当日登録も可能だが、事前登録を済ませておくとスムーズな入場が可能だ。
今回の出展自治体には、青森県弘前市や岩手県盛岡市、福島県会津若松市といった地方都市に加え、秋田県のにかほ市や福島県只見町など自然に囲まれた地域も名を連ねており、便利なまちから静かな田舎まで多彩な顔ぶれが揃う。
地域に根ざした情報発信と相談対応が行われる予定で、東北移住を考える人にとって貴重な情報収集の場となりそうだ。イベントをきっかけに、東北という選択肢を具体的に描く機会になることが期待されている。
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