ブックオフグループと東北芸術工科大学のコラボが実現!イベント全般のデザインを、学生が主体となって手がける
ブックオフグループホールディングス株式会社の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」などを運営するブックオフコーポレーション株式会社(神奈川県相模原市)は、東北芸術工科大学(山形県山形市)との産学連携の取り組みを行うと発表した。2025年10月12日に仙台市内で行われる同社のイベント「杜の都リユースフェス2025」において、ポスターやテレビCM、当日会場内に設置する来場者参加型のモニュメントなどを、同校の学生が制作するという。
同取組みの目的は、学生のキャリア形成と地域のつながりを活かした循環型社会の実現。東北地方の学生とともにイベントを創ることで、地域との結び付きをより一層強めるのはもちろん、リユースの楽しさを未来へ継承していくのも目標にしていく。
制作に携わるのは、デザイン工学部グラフィックデザイン学科と、芸術学部工芸デザイン学科の学生。参加者はイベント開催前の社内ミーティングから参加し、企業とともにコンテンツの作成に関わっていく。また、イベント当日に直接参加者と触れ合い、就職時や卒業後のキャリアアップにつながる機会も創出する。
6月30日には、仙台市青葉区内の会議室にて、学生が参加する初回のミーティングを実施。学生によるポスターデザイン案とモニュメント案のプレゼンに加え、企業担当者とのディスカッションが行われる。
同イベントでは、リユース体験ができるワークショップや、アップサイクルのファッションショー、0円古着マルシェ、リユース品販売などを実施。5回目を迎える今回は、ブックオフグループの「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションのもと、リユースに対するイメージをポジティブに変化させるべくさまざまなイベントを行う。開催時間は11時~17時まで。場所は、仙台市青葉区のサンモール一番町商店街・ぶらんど~む一番町商店街となっている。
同大学は、かねてより地域や企業の実際の課題に向き合う「実践型教育」を推進。今回のイベントの目的と同校の理念が合致し、連携が実現したという。