大規模法人向けクラウド型介護ソフト「ケア樹Enterprise(けあきエンタープライズ」提供開始

 クラウド型介護ソフト「ケア樹」を提供する、株式会社グッドツリー(宮城県仙台市)は、大規模法人向けの「ケア樹Enterprise(けあきエンタープライズ)」の提供を開始した。大規模法人のニーズに応じた価格体系を明確にしたことで、導入しやすくしたとしている。

大規模法人向けクラウド型介護ソフト「ケア樹Enterprise(けあきエンタープライズ」提供開始

ケア樹は、介護業界が抱える課題解決のために開発された介護ソフトである。計画書、記録、請求、情報共有までの必要とされる一連の業務をIC化した。2011年の開発開始以降、ブラッシュアップを重ね、現在では全国で4,000を超える介護事業所に利用されているという。

今回のリリース背景には、近年の介護業界における、事業所の統合やM&Aの進行による大規模法人化がある。

大規模法人では、介護ソフトの高額な運用費用や維持費、機能制限がネックとなり、DX推進の障壁になるとしている。

その課題に着目し、同ソフトでは、2つのプランを用意した。「プラン30」では、30事業所以上を運営する介護事業運営法人を対象とした。既に契約中のその他介護ソフトの年間運用費用のエビデンスの提示で、その50%以下での提供を保証する。

また、介護事業運営法人を対象にした「プランOEM」では、自社ブランドでの介護ソフトを提供可能とし、23種類の介護サービスに対応し、1種類からフルセットまで選択可能としている。

同社によると、法人ごとの独自ニーズに柔軟に対応可能としている。

ピックアップ記事

関連記事一覧