青森の味覚が仙台に集結!JR仙台駅でグルメフェア開催
東奥日報社(青森県青森市)が展開する「うまい森 青いもり」事業が10周年を迎え、節目を記念した初の県外イベントとしてグルメフェアが9月19日から21日までの3日間、JR仙台駅2階中央口改札前で開催される。青森県内19市町村が参加し、地元ならではの食材や加工品を販売する。
「うまい森 青いもり」は、青森県の食、文化、観光を広く発信する取り組みで、2016年にスタート。今回の仙台での催しは県外開催第1号となる。会場では、りんごを使用した和洋菓子や地酒、加工品、鮮魚を使った特産品などが並び、青森の多彩な食文化を体感できる内容となる。
初日の19日午前9時30分からは記念のテープカット式典を実施。東奥日報社の釆田正之社長をはじめ、宮下宗一郎青森県知事や県内各自治体の代表が出席する予定だ。
出店ブースは八戸市や今別町、十和田市などの19市町村が参加。特産品の中でも注目を集めるのが、大間町の本マグロ。全国的にも知られるブランド魚で、今回は大トロの切り落としを冷凍パックで提供する。脂ののった濃厚な旨味と口の中でとろける食感は、大間ならではの贅沢な味わいだ。家庭でも本場の味を楽しめる逸品として人気が予想される。
藤崎町からは「RINGO FUJI YOKAN」が登場。果汁100%の「ふじ」を使用し、爽やかな香りとフルーティーな果実感が特徴の羊羹。食後のデザートや手土産にも最適な商品だ。さらに十和田市は、日本一の生産量を誇るにんにくを出品。500グラム入りのパックで販売する。
他にも黒石市の大吟醸「菊乃井」、平川市のりんご型デニッシュ「青ポム」、佐井村は地元産ホップを使ったクラフトビール「佐井の夕陽エール」など多彩な商品がそろう。
イベントは19、20日が10時から午後8時まで、最終日21日は午後7時に終了。主催は東奥日報社で、特別協賛に東北電力青森支店が名を連ねる。
青森の味覚と文化が仙台に集う3日間。来場者は県境を越えた食の魅力を一度に堪能できる貴重な機会となりそうだ。