日本最大級の育苗センター開発に向け、大熊ミライプラント株式会社が福島県大熊町と「企業立地に関する基本協定」を締結
大熊ミライプラント株式会社(福島県川内村)は、福島県大熊町と「大熊中央産業拠点における企業立地に関する基本協定」を2025年12月18日に締結し、同日、協定式が行われた。

大熊ミライプラント株式会社は、株式会社渡辺重建、有限会社ティー・エヌ・プラン、JE FOREST株式会社、農事組合法人アグリ・ジパングが共同で、福島県大熊町の復興および地域産業の再生を目的として、国内最大級となる「早生樹メリクロン培養・育苗工場」を開発するために設立した企業。
同社では、温度・湿度・生育状況などの環境要因をAIによって常時管理・分析し、育苗プロセスのデータ化・標準化を進めることで、特定の熟練者に依存しない大量生産体制を構築。経験の有無にかかわらず誰もが育苗に携われる環境を整備し、苗木の品質・価格・供給量の安定化の実現を目指している。
今回の協定は、除染・廃炉関連技術をはじめ、再生可能エネルギー・環境産業、次世代技術分野まで幅広い産業の集積を目指す、大熊町の「大熊中央産業拠点」において、大熊ミライプラント株式会社の拠点等を設けることについて合意するもので、両者が相互に密接な連携を図り、基本立地計画を円滑に促進することとともに、地域の諸課題に迅速かつ的確に対応することを目的としている。
大熊ミライプラント株式会社は、「本協定の締結を機に、地域との対話を大切にしながら事業拡大を図るとともに、大熊町における雇用創出や人材育成に貢献してまいります。また、地元住民の皆さまに開かれた企業として、地域イベントへの参加や教育連携など、地域生活圏へのポジティブな関与を積極的に推進していきます」と述べている。

