宮城県とアイリスオーヤマが子どもから高齢者まで災害でも扱いやすい非常用トイレ袋を開発! 「非常用トイレ袋 吸収シート一体タイプ」2026年4月下旬より全国で販売開始
アイリスオーヤマ株式会社(宮城県仙台市、以下アイリスオーヤマ)は、2024年12月に宮城県と締結した包括連携協定のもと、「非常用トイレ袋 吸収シート一体タイプ」を共同開発した。本製品は、子どもから高齢者まで幅広い世代が扱いやすく、認知症の方にも配慮した設計が特徴である。2026年4月下旬より、全国のホームセンターやインターネット通販などを中心に順次販売される予定である。

アイリスオーヤマは東日本大震災の被災経験を踏まえ、「ユーザーイン発想」に基づく製品開発を行い、災害時の生活環境を支える防災用品の拡充に取り組んできた。自治体や関連団体との連携による物資供給体制の整備など、防災・減災に関する活動も継続して強化している。本製品は2026年に東日本大震災の発生から15年という節目に合わせ、災害対応の知見を持つ宮城県とアイリスオーヤマが初めて共同で開発したものであり、高齢化の進展による認知症人口の増加を背景に、有事の備えとしてだけでなく平時の備蓄としても活用できる商品として展開される。
「非常用トイレ袋 吸収シート一体タイプ」は、便器と便座にそれぞれ専用の便器袋と本体袋を取り付けて使用する非常用トイレ袋である。排泄後は便座側に取り付けた本体袋を外し、袋上部の開口部を切り離して結ぶだけで処理できるため、年齢を問わず扱いやすい構造となっている。さらに、防臭袋が付属しており、処理後に袋を入れて口を結ぶことで、災害時に問題となりやすいアンモニア臭の漏れを抑える仕様である。便器袋を併用することで、本体袋が便器底面に触れるのを防ぎ、貯留水の跳ね返りを抑えるなど衛生面にも配慮されている。
吸収シートには抗菌・消臭機能を備え、凝固ポリマーの量を従来品より約30%増量することで処理性能を高めた。また約10年間保存できるため、備蓄品の更新負担の軽減にもつながる。製品のサイズは、便器袋と本体袋のサイズが約幅650×高さ550mm、防臭袋が約幅500×高さ700mm。材質はポリエチレンおよび不織布、高分子樹脂ポリマー、パルプを使用している。便器袋と防臭袋は各4枚、本体袋は20枚入りで、2026年4月下旬より発売予定である。

