岩手県八幡平市の「水稲中干し」プロジェクトがJ-クレジット認証
「GXをやりたくなる世界」を目指し、環境価値を活用した経済循環を推進する株式会社バイウィル(東京都中央区)と岩手県八幡平市が推進する「八幡平市中干プロジェクト」は、J-クレジット制度の「第68回認証委員会」において、プログラム型プロジェクトとして正式に認証された。

J-クレジットとは、森林経営や省エネ設備の導入等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。プログラム型プロジェクトとは、複数の活動を取りまとめ、一つのプロジェクトとして登録する形態を指す。
同プロジェクトは、2024年に八幡平市とバイウィルが締結したJ-クレジット創出に向けた契約に基づくもの。水田から排出されるメタンガスを抑制する「水稲栽培における中干し期間の延長」を方法論として採用し、市町村がプロジェクト運営を担って認証を受けるのは、東北地方で初の事例となる。
本プロジェクトは、八幡平市が事務局として地域の農家を取りまとめ、バイウィルが登録・認証手続きを支援する形態を採用。2025年のプロジェクト登録完了を経て、この度、初回のクレジット認証に至った。
なお、バイウィルと業務提携している株式会社岩手銀行(本社:岩手県盛岡市)は、参加農家の募集を支援。両者が連携することで農家への周知や参加を後押しした。初回の認証クレジット量は464t-CO2。参加農家数は9経営体(うち法人4経営体)、対象水田面積は114ha。
ピックアップ記事
IMPACT STARTUP特集
「東日本大震災を機にスタートしたNPOの上場が『創造的復興』のひとつの答えになる」都市と地方をかきまぜる、株式会社雨風太陽のインパクトIPOとは【東北IMPACT STARTUP】
TOHOKUイノベーター
【TOHOKUイノベーター】「個性が生きる社会へ」優しさと笑顔で繋がる日常の実現を目指して、一歩を踏み出す HMK DESIGNチーフディレクター/複業フリーランス 小山美穂さん
IT・テクノロジー

