描いた魚が世界の海を泳ぐ!女川町でチームラボ「お絵かき水族館」開催
デジタルアート集団のチームラボ(東京都千代田区)が手がける体験型アート作品「チームラボ 世界とつながったお絵かき水族館」が、8月29日(土)から9月23日(水・祝)まで、宮城県女川町の「女川町まちなか交流館」で開催される。

主催は東北電力(宮城県仙台市)で、女川町と女川町教育委員会が後援する。入場は無料(混雑時は入場制限の可能性あり)で、9月8日(火)は終日休館。会場の女川町まちなか交流館は、商業施設シーパルピア女川に隣接している。
同イベントは、チームラボの「学ぶ!未来の遊園地」プロジェクトのひとつ。他の人と共同で何かを創り出す「共創」をコンセプトにした教育的な取り組みで、遊びながら創造性を育めるのが特徴だ。2013年11月に沖縄で初めて展示されて以来、シドニーやバンコク、上海、東京など世界各地で開催され、これまでに世界中で1,500万人以上が体験してきた人気の展示となっている。
体験の流れはシンプルで、まず紙に自由に魚の絵を描く。すると、その絵が目の前の巨大なスクリーンの水族館に取り込まれ、命を持ったように泳ぎ出す仕組みだ。自分の描いた魚が、他の来場者の描いた魚たちと一緒に大きな海を泳ぐ様子を眺められる。
泳ぐ魚には触れることもでき、触ると魚はすっと逃げていく。エサ袋に触れて魚にエサをあげることもできるなど、描いて終わりではなく、触れると反応が返ってくる仕掛けが盛り込まれている。
この作品ならではの特徴が、タイトルにもある「世界とつながる」体験だ。描いた魚のうちマグロは、世界の他の開催地で展示されている「スケッチオーシャン」の作品へと移動し、世界中で描かれた魚がお互いの会場に表示される。女川で描いたマグロが海外の会場の海を泳ぎ、海外の子どもが描いた魚が女川の海にやってくる。町にいながら世界とつながる体験ができる。
子どもから大人まで楽しめる内容で、夏休みの締めくくりや秋の連休のお出かけ先にもぴったりだ。自分の描いた絵が動き出し、さらに海を越えて世界の会場へと旅立つ体験は、子どもたちにとって良い思い出になりそうだ。

