山形県酒田市、先払い型オンラインチケットサービス「もっけ玉」運営の株式会社チェンジ・ザ・ワールドと官民共同プロジェクトを発表!
山形県酒田市は同市の IT ベンチャー企業である株式会社チェンジ・ザ・ワールド (山形県酒田市) と共同で、同社が運営する先払い型オンラインチケットサービス「もっけ玉」による事業者支援策を 5月7日に発表した。
酒田市はチェンジ・ザ・ワールド社が運営する先払い型オンラインチケットサービス「もっけ玉」上で「酒田市特別応援チケット」を5月15日より販売する。チケット購入金額の2割を市が助成することで、市民の消費行動を促進し、間接的に事業者を応援することが狙い。
「もっけ玉」は新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている山形県庄内地域の店舗を応援する、先払い型オンラインチケットサービス。同社が持つ IT 企業としての経験を地域に還元したいという想いから、非営利のプロジェクトとして開発された経緯を持つ。同サービスは利用者が先払いで購入したチケット代金が店舗へスピーディーに送金されることを特徴としており、店舗運営を行う事業者は来客がない状況でも資金を受け取れるとしている。同社によると 5月7日時点で18店舗が登録、総額 80万1000円分のチケットが販売されたとし、年内の掲載は無料で承っているという。
酒田市に店舗を構えていることが支援策利用の条件で、1店舗あたりの助成上限額は5万円。同市の丸山市長は「がんばっている事業者の皆さんに、いち早く応援の気持ちを届けられる素晴らしいシステムだと思う。他に先駆けて構築してくれたチェンジ社に感謝する」と述べるとともに、官民が一体となって事業者を支援することへの強い意欲をのぞかせた。同市は市内300店舗の利用を目指しているという。
■ もっけ玉 サービスサイト
https://mokkedama.com/