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日本初!ママによるママのための託児所「子育てシェアスペースOmusubi」が宮城県気仙沼市でオープン

 一般社団法人Omusubi(宮城県気仙沼市)は、子育てママの課題解決のため、宮城県気仙沼市に日本で初めてとなる子育てをシェアする託児所を開設した。

 本事業の最大のポイントは、子育てママが子育て支援員として子どもを預かることにより、保育士 1名の配置で配置認可外保育施設かつ一時預かり事業一般型として運用することができる点である。各ママが保育士でなくても、一般のママが子どもを預かった時間と同じ分だけ自分の子どもを無料で預けることができる、画期的な仕組みとなっている。また、託児所には「ママのほっこりスペース」と「シェアハウス」を併設。3つの機能で、より子育てママが自分のために使える時間を確保できることが期待される。

 同法人によると、2018年まで徹底的にニーズ調査を行ったところ、子育てママにとって1番の悩みは「自分の時間が持てない」ことだと分かり、この課題を解決すべく本事業を構想。2019年には、クラウドファウンディングを通じて217名から129万円を調達した。資金を元に有資格者が必要な部分以外は住民によるセルフリノベーションで施工し、最終的に230名もの協力を得て完成に至った。

 今後は、2020年2月4日(火)に「子育てシェアスペースOmusubi」にて完成式典を執り行うとともに、地域おこし協力隊員の募集を開始する。また、全事業の売上を気仙沼市内の子育て支援団体への助成金交付に充て、日本一子育てしやすい町を目指すとしている。

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