食体験共有オンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」がオープン 山形蕎麦の「焰藏」と協同企画で手打ち板そば体験セットも販売

 ヴァズ株式会社(東京都武蔵野市)は、4月8日に食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット」のβ版をオープンした。また、販売企画第一弾として「山形蕎麦の焰藏(えんぞう)」との共同プロデュース商品「自宅で簡単! 山形蕎麦手打ち板そば体験セット」の販売もスタートしている。

 スナップディッシュマーケットは、味が美味しいことはもちろん、作る、比べる、味わう「食体験」までを楽しむことのできるオンラインストア。「みんなの料理写真で、料理にひらめきと楽しさを。」をコンセプトに料理体験を共有できるアプリ「スナップディッシュ」を運営する同社だからこそ提供できる、「体験・共有・ストーリー」の3つがつながるサービスである。

 スナップディッシュ、スナップディッシュマーケットの2つを連携させることで、飲食店のシェフや生産者などの出品者と料理好きなユーザーがコミュニケーションをとることができ、商品開発や商品紹介などにおいてファンの声を活かすことが可能だ。本サービスの提供により、コロナ禍で外出自粛の影響を受けている中小の食関連事業者を支援するとともに、昨年より引き続く長いおうち時間を充実させる「食体験」という価値を加えることで、新たな体験共有の楽しみを生み出すことを目指している。

また、販売する商品第一弾の「自宅で簡単! 山形蕎麦手打ち板そば体験セット」は、松尾芭蕉を迎え入れた由緒ある山形の宿坊「東泉坊」の流れをくむ蕎麦店、「焔蔵」との協同プロデュース。焔蔵の山形の伝統的な食文化を守りながら魅力を広く発信したいという思いと、同社の美味しく楽しい「食体験」を提案し多くの方に楽しんでもらいたいという思いが一致し、企画に至った。山形県産「最上早生」の蕎麦粉をはじめとしたこだわりの食材を使用しながらも、工程は丁寧に動画付きで解説されており、蕎麦打ちが初めての方も安心して楽しみながら体験することが可能だ。

 同社では今後もさまざまな「食体験」商品を、全国の生産者・販売者とともに共同プロデュースし食卓に届け、オンライン・オフラインで出品者とファン、ファン同士が交流できる場とすることを目指すことで、お店のファン作りと販売促進に貢献していくとしている。

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