福島の魅力を発信する「ふくしまプレDC」記念商品、ファミリーマートで順次発売

 ファミリーマート(東京都港区)は、2025年4月8日より、東北6県および新潟県の一部店舗にて、福島県産食材を使用したオリジナル商品を順次発売する。これは、福島県とJRグループなどが連携して実施する大型観光キャンペーン「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン(ふくしまプレDC)」の開催を記念した取り組みである。

福島の魅力を発信する「ふくしまプレDC」記念商品、ファミリーマートで順次発売

「ふくしまプレDC」は、2026年に開催される「ふくしまデスティネーションキャンペーン(ふくしまDC)」の本番に先立ち、2025年4月から6月にかけて展開される観光誘致キャンペーンである。県内外に向けて福島の観光や食の魅力を広く発信することを目的としており、ファミリーマートもその一環として地域密着型の商品開発を進めている。

始めに登場したのは2025年4月8日に発売された「直巻おむすび 会津味噌のねぎ味噌」(税込149円)。会津の老舗「会津天宝」の味噌「麹の香り」を使用したおむすびで、青ねぎと白ねぎを混ぜることで、コクのある甘味と風味豊かな食感を楽しめる一品である。

また5月13日には、福島県産「愛情しいたけ」を使用した「愛情しいたけのバター醤油パスタ」(税込538円)も発売される。「愛情しいたけ」とは、福島県内の29名の生産者が栽培するブランドしいたけで、安全性と品質管理に細心の注意を払い、福島特有の冷涼な気候と、生産者の高度な栽培技術によって作られている。肉厚でジューシーな食感に加え、豊かな香りとうまみが特長的だ。そのしいたけを厚めにスライスし、バター醤油で味付けし、ベーコンやほうれん草を添え、彩り豊かに仕上げている。

対象商品には、「ふくしまDC」のキャッチコピー「しあわせの風ふくしま」のロゴシールが貼付され、キャンペーンを盛り上げていく。ファミリーマートは今後も、地域との連携を強化し、地元食材の魅力を伝える取り組みを継続していく方針だ。

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