カルビーと福島県がコラボ 「堅あげポテト」新商品!10月27日より東北などで発売

 カルビー株式会社(東京都千代田区)は、福島県とコラボレーションした新商品「堅あげポテト あさりの酒蒸しバター仕立て」を2025年10月27日(月)より数量限定で発売すると発表した。

カルビーと福島県がコラボ 「堅あげポテト」新商品!10月27日より東北などで発売

同商品は、カルビーが福島県と連携し、地域課題の解決を目指して2022年1月にスタートしたプロジェクトの第3弾として開発されたもの。今回は第1弾に続き「若年層の日本酒離れ」の解決をテーマに据える。若年層から高い支持を得る「堅あげポテト」を活用し、日本酒のエントリー層の拡大を狙う。

コラボレーションの相手は、江戸時代末期の嘉永三年(1850)創業の老舗酒造、末廣酒造株式会社(福島県会津若松市)だ。同酒造の純米酒「あまいすえひろ」とのペアリング向けの商品として企画された。
「堅あげポテト あさりの酒蒸しバター仕立て」は、磯の香りが引き立つあさりの酒蒸しの味わいに、バターの風味をほんのりときかせたコク深いおいしさが特長だ。開発にあたっては、福島県や地元企業、酒蔵などとのワークショップを計2回実施。甘く飲みやすい「あまいすえひろ」との相性を検討した結果、このフレーバーに決定したという。

ペアリング対象の純米酒「あまいすえひろ」は、末廣酒造が分かりやすい「甘さ」を追求し、飲みやすく軽快に仕上げた一品。今回の「堅あげポテト」は、この酒にぴったり合う味わいを追求した。

パッケージデザインは、ワークショップで描かれたイラストをもとに制作。福島県とのコラボレーションや「あまいすえひろ」とのペアリングが直感的に伝わるよう工夫を凝らした。特に普段日本酒に馴染みのない20代から30代の若年層をメインターゲットとしている。

内容量は60グラム。想定価格は税込み190円前後でオープン価格を設定する。主な販売エリアは宮城県、山形県、福島県のスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなど。数量限定でなくなり次第終了となる。なお、一部チェーンでは栃木県、茨城県でも発売される予定だ。カルビーは、今後も魅力的な酒と商品のペアリングを提案し、新しいスナック菓子の食べ方を発信していく方針だ。

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