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【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける!

【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける! 告知画像

DA・TE・APPS!2020とは?

 今回で開催が6回目となる『DA・TE・APPS!2020』は、グローバルラボ仙台(GLS)と仙台市、仙台市アプリコンテストDA・TE・APPS!実行委員会の共催で行われる、東北最大級のアプリコンテスト。学生たちがチーム毎に出場し、ITコンテストとゲームコンテストの二つの部門に分かれて、制作したアプリのプレゼンテーションを行う。今年度は仙台国際センターにて、来年2月24日(月)10:30~18:00の日程で開催予定。東北の学生がIT起業家を目指す登竜門としてのコンテストとなりつつあり、近年では出場した学生がプレゼン内容をベースに起業する例もある注目度の高いイベントだ。

 LocalBook編集部では、来年2月のコンテストに向けて、学生たちがアプリ開発に奮闘する様子を、全4回に渡る連載企画として紹介する。初めの企画オリエンテーションから、集大成となるコンテスト当日まで、学生へのインタビューも含めながら徹底レポートし、『DA・TE・APPS!2020』の魅力を最大限紹介したい。

 

『DA・TE・APPS!2020』では前回を上回るプレゼンを期待

 今年2月に開催された『DA・TE・APPS!2019』についても触れると、そこでは学生たちによって白熱したプレゼンテーションが1日かけて行われた。ITコンテスト部門では、東北大学の「fishers」が最優秀賞を受賞。彼らが開発した「Glip」は、SNSを活用したグルメ探しアプリ。SNS上で見つけた、気になるお店の場所と名前をリストに登録してくれるため、行きたい時にわざわざ探す手間を省いてくれる。また、ゲームコンテストでは、例年レベルが上がっていることから、前回審査員からビジネス視点での本気のフィードバックがあり、『DA・TE・APPS!2020』ではさらにクオリティの高いゲームの提案が期待される。このコンテストで自信をつけた「fishers」のメンバーは、「Glip」を開発後に各ピッチイベントに参加しながら起業にも踏み切り、レベルの高さを証明している。今回のコンテストでもさらなるレベルの高い提案にワクワクさせられるに違いない。

【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける! Glipプレゼン

前回DA・TE・APPS!2019優勝はFishersの「Glip」

 

前回のDA・TE・APPS!2019に関する記事はこちら

本気のアプリ開発がいよいよスタート!

 9月7日(土)に第一回企画オリエンテーションが行われ、『DA・TE・APPS!2020』の幕が開けた。午前は、IT部門で今回の参加チームである6チーム中、5チームがそれぞれ企画をプレゼンし、メンターの一人である株式会社KVPの萩谷 聡さんやグローバルラボ仙台の方々からフィードバックを受ける。どの企画も、学生たち自身が身近に感じた課題がベースとなっており、ユニークなアイディアに富んでいる。ただ一方で、メンター陣からのフィードバックでは、ユーザー視点の大切さや、実用性を考慮した課題の深堀の必要性などが指摘され、率直な意見が会場内を飛び交っていた。

【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける! 話し合う出場者たち

真剣な様子で話しあう出場者たち

 

学生たちは、今回のフィードバックをどのように受け止めたのか?

 「折り紙の支援アプリ」を提案した、東北学院大学のチームは、教授からの勧めがあり、今回研究室のメンバーでコンテストに応募した。自分たちとしては、企画に少し自信はあったが、フィードバックを受け、課題の強みがないことに気付いたという。しかし、「半年間という長い時間をかけて、様々な方にアドバイスを受けながらアプリを制作する機会はなかなか無いので、頑張りたいです」と笑顔で語ってくれた。

 また、今回二度目のリベンジを図る学生のチームもある。東北大学から出場の「全脳アーキテクチャ 若手の会 東北支部」は、前回に引き続き参加したチームだ。今年は、2つのチームに分かれて参加しており、フードロスを削減するための「食品の鮮度アプリ」、そして、博士の知識を共有することを目的とした「確かな知が集まるアプリ」でそれぞれプレゼンをした。後者のアプリを提案したチームからは、「このアプリを完成させることが自分の使命。博士や専門家の知識が埋もれず、社会にしっかりと還元されるようなビジネスとしてチャレンジしたい」とまっすぐな思いを口にする様子から、覚悟を感じ取れた。

【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける! 中間発表準備をする学生たち

次回11月の中間発表に向けて企画改善に取り組む

 

ゲーム部門では世界を意識したアプリ開発を求める!

 午後の部はゲーム部門で、最初にメンター陣の紹介後、コンテストの概要について説明。今回から審査基準であるアプリ利用のKPI計測エリアをインド、ブラジル、ロシア、トルコ、インドネシアで行うと発表があり、グローバルな視点でのゲーム開発が必要なことが説明された。その後は、参加5チームがそれぞれ企画をプレゼン。地元企業のメンターの方々から、世界で通用するゲームでは『カジュアル』&『シンプル』なことが大切と指摘され、多くの学生チームが刺激を受けた様子が見受けられた。

【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける! プレゼンの様子

各5チームがゲーム企画についてプレゼン

 

グローバル視点でのゲーム作りの難しさを痛感

 各チームはフィードバックを受け、「これまで日本でしか考えたことがなく、世界視点でのゲーム作りの難しさを感じた」。「どういう売り方をするかによって企画の練り方が違うことが分かった」。「これまではとにかくいいゲームを作りたいだけだったが、売れるゲームについてももっと勉強したい」。「海外の人が好きなゲームをイメージするのが難しい」など、グローバルな視点での考え方について言及していた。

 また、今後の意気込みとして、「やるからにはみんなが楽しめるいいゲームを作りたい」。「とにかく最後までやり切って、1位でも2位でも全部出し切りたい」。「やるからには1位しか狙っていない」。「カジュアルによりつつもゲーム性を残して、日本でも世界でも楽しめるようなゲームを作りたい」など各チーム楽しみながらも真剣な気持ちを語る様子が伺えた。

【連載企画/第1回】東北最大級のIT&ゲームコンテスト『DA・TE・APPS!2020』 企画オリエンテーションが始まり、東北学生たちの戦いが今年も幕を明ける! 企画する学生たちの様子

グローバルな視点でのゲーム企画に自然と熱が入る

 

 今後はIT部門、ゲーム部門とも各チーム全力で半年間、開発に取り組む。例年以上にビジネス視点が求められることからメンター陣からのフィードバックにも熱が入る。次回取材の11月までにチームもサービスもどのような成長と進化を見せるのか。未来の東北、日本経済を背負う可能性を秘めた学生全員、今のこの貴重な時間を忘れずに最後まで頑張ってほしい。

【参加チーム】(9月30日時点)
■IT部門
・wba-東北支部1
・Kitten
・snoop
・wba-東北支部a
・fishers

■ゲーム部門
・東北電子
・東北大学
・ヒューマンアカデミー

(協力:グローバルラボ仙台)

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