LINE 「みやぎ情報活用ノート」を宮城県教育委員会・仙台市教育委員会と共同開発 複数分野にまたがる発達段階に応じた情報活用能力育成の教材としては全国初
LINE株式会社(東京都新宿区)は5日、宮城県教育委員会・仙台市教育委員会と共同で情報活用能力育成のための教材「みやぎ情報活用ノート」を開発し、無償提供を開始したと発表した。
同教材は情報活用能力の育成に必要となる活動スキル・探究スキル・プログラミング・情報モラルの4つの分野を1冊にまとめたもので、小学校低・中・高学年に向けた各分野3種類のワークシートと教員向けのモデル指導案で構成されている。同社によると、複数分野にまたがる発達段階に応じた情報活用能力育成用の教材は全国初。
情報活用能力は、急速に進展する情報化を背景に、新学習指導要領では、言語能力や問題発見・解決能力などと並んで「学習の基盤となる資質・能力」として位置付けられている。
同教材は、仙台市教育委員会のホームページから誰でも閲覧・活用が可能。同社は今後、中学生と高校生向けの教材も開発するとしている。